本日は、美味しい料理には欠かせないニンニクについて紹介していきます◎
ニンニク
中央アジアが原産であるとされている、ユリ科ネギ属の植物のことです。 球根や茎、そして葉の部分を食用としています。
ニンニクや玉ねぎなどのネギ属の植物には、硫化アリルという成分が含まれています。
この硫化アリルは、玉ねぎやニンニクが持つ、特有のツンとした匂いの元になるものです。また、生ニンニクの辛味も硫化アリルの刺激によるものです。
ニンニクには、強い殺菌作用のほか、ガンや血栓を予防する効果があります。
体内でビタミンB1と結びつくと、その吸収を高め、効果を持続させる働きがあり、 ビタミンB1による糖質のエネルギー変換が促進されることで、疲労回復や体力増強に効果を発揮します。
野菜ではめずらしく、豊富なたんぱく質を含んでいます。
ニンニクが持つ効果・効能
①血液をサラサラにする
ニンニクの代表的な有効成分である、硫黄化合物には血液の流れを良くする効果があります。 血液をサラサラにするとともに、動脈を広げることで血流が良くなり、さらには血小板の粘着力を弱めることが血液の流動性を高め、血管の中を血液が通りやすくし、血圧を下げることができます。
また、玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンには、血中のコレステロール上昇を抑え血液をサラサラにする作用があるとともに、 血液が固まりやすくなるのを防ぎ、血栓も予防してくれます。
血液をサラサラにするとともに、血行促進効果もあります。
そのことから、冷え性(冷えによるむくみ)などの解消にも繋がります。
冷えの原因である、血行不良が改善され、にんにくを摂ることで血液がサラサラになると、手足の末端までしっかりと血液が行き渡ります。
結果的に血行が促進され、冷えの解消に繋がることが期待できます。
さらに、アリシンによる血流改善されることは、善玉コレステロールの増加に繋がります。
動脈硬化は血流の悪さや、悪玉コレステロールの増加に関係しているため、結果的にニンニクの摂取は動脈硬化の予防として期待できるとさらています。
②強い抗酸化作用
ニンニクの中に含まれる強い抗酸化作用は、フリーラジカル(遊離基)によって引き起こされる酸化的障害から私たちの細胞を守る手助けをしてくれます。
フリーラジカルとは、食べ物が体内で消化されるときに生じるもので、タバコを吸ったり放射線を浴びたりしたときにもできる、私たちの細胞を攻撃する対をなしていない電子(不対電子)を持つ原子や分子の事です。
ニンニクエキスは、抗酸化酵素の働きを活発にすることも研究で発表されており、抗酸化酵素のアンチエイジング効果を助けることが、大いに期待できると言われています。
さらに、ニンニクは、生活習慣病の予防にも効果的といわれており、 アリシンが持つ効果の1つである抗酸化力は、活性酸素を抑制し、生活習慣病の予防に役立つのです。
活性酸素には、細菌やウイルスを除去する作用があります。 一方で、活性酸素が増えすぎてしまうと体内の細胞を傷つけてしまうこともあるので注意です。
にんにくに含まれるアリシンや硫化アリル類は、強い殺菌作用がある事から免疫力アップに役立ち、
ウイルスや細菌から体を守り、風邪をはじめとする病気などの予防にも効果的とされているため、風邪をひきやすい方などは積極的に摂取量を心がけながら摂取すると良いでしょう◎
④疲労回復
アリシンは体内でビタミンB1と結合すると疲労回復効果を持続化させる働きがあります。
にんにくにはアリシン、ビタミンB1どちらも含まれているため疲労回復に効果的な食材です。
アリシンは疲労回復に優れたビタミンB1の吸収を手助けしてくれます。
さらに、アリシンは免疫力の向上や、がんの予防効果につながるといわれています◎
⑤食欲増進効果
にんにくは生で食べると辛みなどの刺激がありますが、炒める・焼くなどの加熱調理を施す事で、アリシンがつくられることにより、甘く香ばしい独特の香りを放ちます。
このアリシンによる香りは、唾液や胃液といった消化液の分泌を促し、胃腸の働きを活発にさせるため、食欲を増進し、消化吸収を高める効果があります。
調理方法
ニンニクに含まれるアリシンは熱に弱いため、加熱調理をすると血液サラサラ効果は失われてしまいます。
食欲増進効果を発揮したい時は、加熱調理として使用する事が望ましく、また、加熱調理の際に油を使用することで、にんにくが油の膜に覆われ栄養素の揮発を防ぐことができる事から、加熱の際はなるべく油を使用した調理方法がおすすめです☆
血液サラサラや血行促進効果を期待する方には、そのまますりおろして調理することがおすすめです◎
注意事項
沢山のメリットや効果効能がある一方で、
ニンニクを食べ過ぎてアリシンを過剰に摂ると、腸内細菌も殺してしまい、そのことでお腹の調子が悪くなったり、体調を崩すことがあるので注意が必要です。
ニンニクを食べ過ぎることにより、血中のヘモグロビンが減少してしまうことで起きてしまう症状として、食べ過ぎてしまうと腹痛、めまい、貧血、嘔吐などの副作用症状を引き起こすこともあります。
明確な決まりはありませんが、毎日食べるのであれば1日1~2粒程度を目安にするのが良いとされています。
さらに、ニンニクは食べすぎると胃腸に負担がかかるだけではなく、体臭の原因にもなります。
身体に良いからとたくさん食べるのは控え、特に生のニンニクは刺激が強いため、食べすぎは注意です。
保存方法
ニンニクはそのままビニール袋に入れて冷蔵庫に入れると、ニンニク自身の水分が揮発され、カビが生えやすくなってしまいます。
そのため、ペーパーに包み、ビニール袋などで保存することで、湿度の調整をしてくれるのでより長持ちします。
また、ニンニク最適保存温度は0度くらいがベストなので、冷蔵庫の中で1番温度が低いチルド室で保存がベストです。
黒ニンニク
健康フードとして、注目を浴びている黒ニンニクとは
一般的に、高温高湿という一定の環境に3〜4週間置くことで、熟成して黒くなったニンニクのことです。
ほとんどの黒ニンニクは、製造過程で、科学的な食品添加物を一切使われてません。
また、にんにくの持つ栄養素が黒ニンニクへと熟成されることでさらにパワーアップし、肌を輝かせる効果が期待でき、美容や健康増進に効果が期待できるアルギニンやS-アリルシステイン、プロリンなどの栄養成分の含有量が増加する事も、黒ニンニクの大きな特徴といえます。
アルギニン
アルギニンには、非必須アミノ酸の1つで、
- 成長ホルモンの合成を促進
- 免疫力を向上
- 疲労回復
- 血流の改善
- 脂肪の代謝の促進による筋肉組織を強化
などがあり、
女性に嬉しい美容効果として、肌の保温効果があります。
男性には、男性の性機能回復の効果もあるとさらています。
S-アリルシステイン
Sアリルシステインは、アミノ酸の一種で、
- 生活習慣病予防
- 疲労回復
- 血液の改善
- 老化予防
- 糖尿病予防やがん抑制
という働きがあり、
抗酸化作用や抗炎症作用もあるため、がんの発生や進行を抑制する効果があり、 また、がん細胞の増殖を抑える作用もあります。
プロリン
プロリンは、非必須アミノ酸の一種で、コラーゲンの主要な構成要素です。
- 関節痛の改善
- 脂肪減少の補助(脂肪燃焼)
- 顔色の向上
プロリンは、コラーゲンの主要な供給源の1つであるため、シワや肌の欠点を改善する可能性を持っています。
その他わ破壊されたコラーゲンを修復する効果もあるため、紫外線による肌のダメージを修復し、美肌効果があると考えられています。 プロリンが肌に多く存在するだけで、肌にハリや弾力がでるといわれています◎
黒ニンニクは女性に嬉しい!
黒ニンニクには、上記で説明した成分の他にも、豊富なポリフェノールやシスチン、アスパラギン酸などが深まれています。
ポリフェノール
美容が高いポリフェノールにも、強い抗酸化作用があるので、S-アリルシステインとの相乗効果によって美容や健康に役立ちます。
- 血圧を下げる効果
- 動脈硬化の予防
- 悪玉コレステロールの減少
といった健康増進の効果が期待できます。
その他にも、シミやシワ、たるみなどの改善にも効果や期待できるので、若々しくありたい女性の方にもおすすめです。
シスチン
アミノ酸の一種のシスチンは、
- 美肌や美白効果
- シミを消す効果
などの、肌を美しく保つための効果が期待できるとされています。
また、シスチンには髪や爪の調子を整える効果や代謝を高める効果もあります。
髪のダメージが気になっているという女性の方や、代謝を高めて痩せやすい体を目指したい女性の方は、日常的に摂取することをおすすめします。
アスパラギン酸
アミノ酸の一種であるアスパラギン酸はアスパラガスに多く含まれている成分ですが、黒にんにくにも豊富に含まれています。
- コラーゲンの分泌を促進させる効果
- 肌機能の酸化を防ぐ効果
- 体内の有害物質を体外に排出する効果
などがあるため、美しい肌になりたい女性の方や、若さを保ちたい女性の方は、日頃から摂取したほうがよい栄養素であります。
まとめ
黒ニンニクが持つ抗炎症作用は、肌の炎症を抑える効果が期待され、 肌トラブルや、赤みの軽減、ニキビや肌荒れの改善に寄与する可能性があります。 これらの効果は、黒ニンニクが持つ豊富な成分や抗酸化作用によってもたらされるものです。
肌荒れに悩んでいる方、美しい肌を手に入れるために、自然の力(黒ニンニク)を活用しててはいかがでしょうか☆
1日の摂取量
黒ニンニクは、生ニンニクを食べた時の様な、胃への刺激が少なく、お年寄りからお子さままで、広くお召し上がり頂けます。
味が独特で、ものによればフルーツの様な味です。
(個人的には、一度購入して食べた黒ニンニクはプルーンの様な味でした)
適度な量を定期的に摂取することをおすすめいで、1日1片から2片が目安です。
黒ニンニンの食べすぎは、胸やけや胃もたれを起こすことがあります。
また、黒ニンニクを食べたからといって、必ずしもはっきりとした効果を実感できるのも個人差であり、食べた次の日に急に効くというものでもありません。
1日の適量である1~2片を、毎日続けて食べることがポイントです◎
注意点
健康を維持したい人は、毎日の生活に黒にんにくを取り入れる事をおすすめしますが 経口避妊薬・抗HIV薬・免疫抑制剤・糖尿病薬などを飲んでいる人や、にんにくアレルギーの人は食べられません。
また、カロリーは1片で約14kcalと低めですが、食事制限をしている人も注意が必要とされています。
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